ローカル線の旅もいいもんだ〜天竜浜名湖鉄道〜

ローカル線で行く遠州の旅

お盆も過ぎて毎日暑いねぇ・・・。

いや、今年はまだマシか。

置き去りにされた金曜の夜

さて、そんな金曜日の夜、仕事から帰ってきて椅子に腰掛けて机を見ると、娘からの手紙が…

これって、ドラマとかでよくある

「子供を連れて実家に帰らせていただきます!」

みたいな話ですかね?

真相は、翌日行く予定だったのに子供達が我慢できなくてすぐにじいじの家に行くと言い出して仕方なく私を残して出かけたってことでした。

ローカル線で浜松まで行く

さて翌日、妻を取り返しに妻と子供と合流するために名古屋から浜松まで行くことに。

新幹線で行く予定で考えていましたが、妻の実家は浜松の北の方面。

浜松から遠鉄バスに揺られてさらに1時間かかるのです。

もう一つ方法があって、JR東海道本線で新所原ってことろまで行って、超ローカルの天竜浜名湖鉄道に乗り換えて行く方法があるんですが、それでも到着時刻がほぼ10分くらいしか変わらないということです。

それなら気ままな男1人旅、しかも風情のありそうなディーゼル車両に乗って行くのも悪くないなということで、ローカル乗り継ぎで行くことにしました。

名鉄で名古屋から豊橋まで行く

名古屋から豊橋までは名鉄で向かいます。

知立までは混雑していますが、それ以降は乗客も少なくなりストレスもなくカタンコトン進みます。

まあ名鉄電車ってのはマニアが多いって聞きますが、個人的にはあんまり好きじゃないです。

なんせ人身事故が多すぎです。

名古屋市内を高架にせずに走らせてるのは名鉄くらいじゃないでしょうか?

事故多発地点くらい高架にせんか!

と思うんですけどケチ臭い名鉄はそれをなかなかやりません。

JRを見習ってほしいところです。

豊橋からJRに乗り換え新所原へ

豊橋駅に着きました。

この駅は名鉄、JR、新幹線が乗り入れる総合駅です。

ここでJR東海道本線の浜松行きに乗り換えます。

manacaやTOICAのようなIC乗車券の場合は名鉄のホームを降りたところにあるICカード乗り換え用機械にタッチしてそのままJRのホームに移動できます。

ここから新所原まで2駅なので乗り過ごさないように気をつけまひょ。

さて新所原です。

ここが天竜浜名湖鉄道の始発駅。

写真撮りまくろっかと思いましたが、出発までの時間が少なく敢え無く断念。

ここからのんびり風情のある超ローカル線の旅です。

天竜浜名湖鉄道

JR新所原駅から天浜線車両が見える

あれ?なんか数年前に来た時より近代化されとるな…

ま、乗るべ。

おお、ローカル〜

そして当然IC乗車券など使えるはずもなく・・・切符

券売機のない駅から乗る場合は車内の整理券を取って駅員さんがいない降車駅では車内で清算です。

うーんローカル〜

車内はこんな感じ。

うーん?

やけに近代的…

まいっか。

 

そして出発。

がたんごとん…

ゆ、揺れる…

めっちゃ揺れる!

やばい揺れだこれ。

そして樹々の中を掻き分けて進む列車

そして揺られること30分くらいか…

浜名湖がどどーーーん!と目の前に。

なかなかの眺め。

さて三ケ日を過ぎるともうすぐ目的地です。

気賀駅に着きました。ここは目的地のちょっと前の駅。

今年(2017年)の大河ドラマ「おんな城主 直虎」のアピールアピール。

ドラマの主人公「井伊直虎」の井伊氏は、この近くにある井伊谷(いいのや)が発祥の地。

ということで地元アピールが凄いです。

視聴率はショボイですけどねワラ

気賀には浜松市の北区役所があり、近くには「おんな城主直虎大河ドラマ館」なるものが期間限定で開館しているそうなので、興味のある人はどーぞ。

http://hamamatsu-daisuki.net/naotora/dorama/

 

そんなこんなで目的地に到着。

改札を通るために、反対行きの車両と行き違いするために停車中の車両の後ろを渡ります。慣れないとなんか怖い。

駅舎の写真などをパシャパシャ撮りながら改札を出ようとすると、駅員さんは何もいわず素通り。

切符回収せんのかい!と思っていたら、駅員さんに「戻るら?」と言われ「いやいや出ます出ます」と答えると、笑いながら慌てて切符回収されました(笑)

ちなみに語尾の「ら」は遠州弁です。

最初は慣れなかったけど、今は慣れました。

ちなみにLINEスタンプで遠州弁とか結構あるに。

遠州弁講座 – LINE STORE

 

駅を出るとロータリーに迎えの車が来ていました。

久々の一人旅、楽しかったです。

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