私の出身地は愛知県名古屋市。
今の居住地も愛知県名古屋市。
縁もゆかりも尾張名古屋でございます。
そして名古屋といえば、織田信長公誕生の地でございます。
どうも、戦国時代が大好きなもんちです。
信長の野望・全国版とは?
パソコンのゲームメーカー、光栄(現コーエーテクモゲームス)が、1986年に発売した歴史シミュレーションゲームが
信長の野望・全国版でございます。
実は・・・初代「信長の野望」というのがございまして、これは17カ国で争う歴史シミュレーションゲームでした。
しかも顔グラフィックなしの味気ないゲームでした。
で満を持して全国50カ国を網羅したシリーズとしてリリースされたのがこの全国版なんです。
今や壮大なスケールになってしまった信長の野望シリーズですが、原点はここにありです。
ルールが単純明快
ちなみに、昨今の信長の野望シリーズみたいに、武将なんて出てきません。
全部、1国1大名。
単純(笑)
大名が死んだらゲームオーバー(笑)
他の大名に暗殺されたり寿命で死亡したりすると領国は空白地になります(笑)
しかもその空白地は隣接する国の大名達が入札で支配権を争います(笑)
内政もやること少ないんで単純なんですが、ターンが季節毎しか来ないので(年4回)すぐに年数が経過します(笑)
戦闘はユニットを1コマずつ進めるHEX戦
戦争はHEX戦で、戦場マップが六角形のマスを敷き詰める形で作られていて、その1マスに1部隊を配置します。
マスには地形が描かれていて、山岳や川・湖・海のマスは通れません。
部隊は、本隊(足軽)・騎馬隊・鉄砲隊・足軽隊・足軽隊の5部隊で構成されて、相手部隊と戦います。
1ターンで1マスしか進めません。
町の上で戦うと町の開発数値が減ってしまいます。
城のマスは攻撃力、防御力が高いです。
本隊が0になったら負けです。
兵糧が0になっても負けです。
攻めた側が30日(30ターン以内)までに相手を攻略できないと負けです。
ちなみに籠城戦などは当然ありませんし、野戦で決着を付けます。
隣接する2カ国以上を領有していれば、攻め込まれた際には隣国に退却することが可能です。
退却する側の勢力は、その時点で保持していた兵力と兵糧をすべて相手側に持って行かれます(笑)
また本隊のみを撃破されて負けた場合も残った兵力と兵糧はすべて相手側のものになります(笑)
内政システムは簡素だけど奥が深い
石高が兵力を上回っていないと、収穫シーズンの秋になって大変なことが起こります。
そう、兵力が削がれてしまうのです(笑)
年貢率が50%以上で、民の忠誠度(民忠)が低いと頻繁に一揆が起きて国が疲弊します。
兵の忠誠度(兵忠)が低いと頻繁に謀反が起きて国が疲弊します。
一揆も謀反も国力が無いと確実に死ねますね(笑)
ちなみに美濃の斉藤でプレイするとゲーム開始早々謀反で殺されることが多いです(笑)
播磨の別所も開始早々死ぬパターンが多いですよ(笑)
開墾して石高を上げると、民の財産(民財)が減ります。
疫病が起きると兵力が削がれて石高も減ります。
台風が来ると、治水度によって被害の大きさが変わります。
すべてバランス良く開発して管理していかないといけないのです。
が、ぶっちゃけ、自分の手コマンドで内政しなくても天下統一できます(笑)
借金の肩代わりは怖いよ
内政で面白いシステムが「借金」です。
これ、翌年の春までに返済しないと大変なことになります。
なんと、借金返済できないと、兵力が削がれてしまうのです(笑)
まあそれよりもこの借金システムの真髄はですね、国単位で借金を負っているところにあります。
現時点でその国を領有している大名がその領有する国において借金を負うことになります。
たとえば、春に織田が尾張の国で全力で借金して、兵を全力で雇用して、その年の冬までに全兵力で美濃に攻め込んで勝ち取ったとするじゃないですか。
すると尾張はその時点で兵力0になってしまいますが、たとえば隣国三河の徳川がその隙を見逃さずに攻め込んでくるわけですよ。
翌春、徳川は借金を返済できずに尾張の国は目も当てられないくらい兵力が削がれているわけですよ(笑)
で、すぐに兵を差し向けて再度尾張を領有するという、国力、兵力ともに未熟なゲーム開始初期にはありがちな戦略があるんです。
暗殺しまくりで勢力拡大
軍事コマンドには忍者を雇って敵対大名を暗殺するという荒業があります。
これまたなかなか豪快な、そして便利なシステムでして・・・。
たとえば徳川でプレイして、とりあえずサクっと今川を暗殺します。
遠江駿河は空白地になるので、残ったお金全力で入札します(笑)
これだけで一気に天下統一する足掛かりになるほどです。
もともと今川の国力、兵力は高いほうなので、この国を無傷で領有できると後が楽になるんですわ。
1560年開始早々、2カ国を領有する大大名になれるというこの荒業。
すかさず木曽福島の木曽を暗殺して、ここも入札して領有。
1560年冬の時点で3カ国領有が可能です。
そのあとは美濃、飛騨、越前若狭、近江、伊勢志摩、大和、紀伊、山城、丹波、摂津、播磨・・・と暗殺で領地拡大(笑)
取り囲んだところで尾張侵攻して織田はオダブツみたいな(笑)
ここで一句
暗殺で ぐっと近づく 天下摂り
ちなみに暗殺コマンドでは、自分よりもIQが低い大名に対して有効です。
織田、徳川、武田、北条なんかはIQが高いので、暗殺する側なら成功率は高いですが、暗殺する相手としては難しいですね。
頭を使って戦争しましょう
戦争のとき、いつも5部隊で戦わないといけないわけじゃありません。
じつは戦闘部隊への配分が変えられます。
私の好みは本隊30%、騎馬隊70%です。
究極の2部隊編成、黄金律です(笑)
本当は本隊10%、騎馬隊90%にしたいくらいなのですが、本隊が少ないと間違いがあって負ける可能性もあります。
騎馬隊は攻撃力が強いので70%。
本隊は念のため30%で耐える(笑)
ちなみに鉄砲隊は騎馬隊よりも攻撃力が強いのですが、あえて捨てる。
鉄砲隊はその国の武装度によって配備できる割合が変わります。
武器購入によって武装度を上げることができるのですが、なんせ武器がお高い。
めんどくさいので、鉄砲隊は切り捨て(笑)
劣勢こそが勝利のカギ
敵国より多い兵力で攻め込むと、相手は城を中心に部隊を固めてきます。
(↑この場合、兵力が75対70で攻められた側の足利は本体を中心に部隊を固めてしまう)
こうなると総力戦になってしまい、勝てても兵力が大幅に減ってしまいますので、別の隣国にすぐに攻め込まれておしまいです。
そこでですね、相手国へ攻め込む際は相手兵力よりも若干少なめにするのです。
するとどうでしょう、相手は戦闘部隊をバラッバラに配置してきます(笑)
(↑この場合、兵力が50対70で攻められた側の足利は織田をナメテいる(笑))
あとは騎馬隊を相手の本隊近くにセットして、全力でたたく。
相手の本隊以外の部隊はこちらの本隊を執拗に狙ってきますので、とにかく逃げまくる。
これでほぼ勝てます。
しかも相手の本隊以外の部隊は兵力が減らないので、勝負あったときにそっくりそのまま温存兵力が貰えます。
笑いが止まりません。
内政はコンピュータに任せきり
結局、自分がやることは攻略面のみで、内政などはコンピュータに任せる(委任)ほうが楽です。
コンピュータに任せるとものすごく効率よく国力を高めてくれます。
なので、プレーヤー自身は攻略に重きを置く。
暗殺しまくって領地を増やし、委任して国力を高める。
相手大名もIQが高いと暗殺できなくなるので、ちょっと劣勢で直接戦闘する。
それを続けていくと、天下統一も目の前です。
単純だけど奥が深い、それが信長の野望全国版なのです。
チートはつまらないのでやめましょう
今はM88などのエミュレータでプレイしている人も多いのではないでしょうか?
私もわざわざ押入れの奥の88本体を引っ張り出すのはアホラシイのでエミュでプレイしています。
でもね、ついついD88ファイルを改造ってやってしまうんですよね。
もちろん、オリジナル保持したままなのですぐに元通りに戻せますけど。
コードを改造してしまうんですよね。
バイナリエディタで結構簡単にチート化可能なんですよ。
国の開発値を目いっぱい増やして、兵力も石高の範囲で増やしてしまいます(笑)
そりゃ笑いが止まらないくらい強いですよ。
あっという間に統一できてしまいます。
さらに言えば、コード改造で敵国をぼろぼろにすることもできますが、それはさすがにつまらないのでやらないです。
そんなこんなでみなさん、ぜひ全国統一目指してみてくださいね。