どうももんちです。
ランナー膝(腸脛靱帯炎)の記事を書いて以来のカラダのトラブルでござんす。
頸椎症性神経根症になってしまいました
なんと、もんち齢40にして耳後ろの脂肪腫切除手術を受け、と同時に同じころ頸椎症性神経根症を発症してしまいました。
ちょうどね、2018年はもんち本厄なんだよね!
脂肪腫の話はまた後日に譲るとしますが、今回は頸椎症性神経根症について書いていきたいと思います。
頸椎症性神経根症とは?
症状
中年~高齢の人で肩~腕の痛みが生じます。腕や手指のシビレが出ることも多く、痛みは軽いものから耐えられないような痛みまで程度はそれぞれです。
一般に頚椎を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になります。上肢の筋力低下や感覚の障害が生じることも少なくありません。
原因と病態
加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、脊髄からわかれて上肢へゆく「神経根」が圧迫されたり刺激されたりして起こります。
遠近両用眼鏡でパソコンの画面などを頚をそらせて見ていることも原因となることがあります。診断
腕や手のしびれ・痛みがあり、頚椎を後方へそらせると症状が増強し、X線(レントゲン)で頚椎症性変化を認めることで診断します。MRIで神経根の圧迫を確認しにくい場合もありますが、骨棘による椎間孔(神経根が出ていく孔)の狭窄がわかる場合もあります。
予防と治療
基本的には自然治癒する疾患です。症状が出ないように頚椎を後方へそらせないようにし、適切な方向への頚椎牽引や症状が強いときには消炎鎮痛薬の投薬などが行われます。治るまでには数か月以上かかることも少なくなく、激痛の時期が終われば気長に治療します。
筋力低下が著しい場合や、強い痛みで仕事や日常生活が障害されている場合は、手術的治療を行う場合もあります。
(引用:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_radiculopathy.html)
これ、書くのメンドクセーから引用しました(笑)
つまり頸椎ヘルニアの一種で、頸椎の劣化というか老化という方が正しいかな?それでできる棘によって神経根が圧迫されて腕から指先にかけて痺れや痛みが出る症状のことを言います。
発症までの経緯
もんちは普段から姿勢が悪いのは自覚しています。
デスクワークで肩肘ついて手のひらに顎を乗せてパソコン画面をじーっと見てるような姿勢が多かったです。
それに加えて子供が出来てからというもの、肩車を頻繁にやらされていたことがあります。
子供達が7歳5歳になった今でも肩車を要求されますので、ついこないだまでは肩車とか普通にやっていました。
ただ2018年の初めくらいから、首に違和感を覚えるようになったと記憶しています。
肩車をすると首が痛いのです。ズキン!とした筋肉を痛めたような痛みです。
それでしばらく肩車を中止していました。
そのまま時は流れ3カ月後くらいだったでしょうか・・・。
カラオケの途中、突然、ビリビリビリっと上腕から左肘、そして左手の親指と人差し指にかけて猛烈な痺れがやってきました。
なんだこれは!?脳梗塞か?と一瞬思ったのですが、手に力は入るし、姿勢によっては痺れが和らぐので
脳の問題ではないなと思い、緊急性はないと判断して、2-3日で治ればいいかなぁと思い、少し放置していました。
痛みはそれほどでもないのですが、痺れが結構きつかったです。
24時間ずーっと痺れて、姿勢によっては痛みが出る、みたいな感じです。
2-3日経過しても全く改善しないので、そこでやっと整形外科で診てもらうことにしました。
レントゲンなど撮影して診断の結果
頸椎症性神経根症
と診断されました。
とにかく老化が原因だということで、絶望感でいっぱいです(笑)
いつになったら治る、どうしたら治る、どう治療する、ということも言われずとりあえず痛みどめだけ処方されて、2週間様子見てくださいとのことでした。
なんだか出口が見えないトンネルに突入した気分でした(笑)
ただ、病名がわかると対策も立てやすくなるので、インターネットで色々調べてみました。
痺れ及び痛みの予防と緩和
症状としては、先程書いたように腕から指先にかけて痛みや痺れが現れます。
特に痺れは24時間四六時中、寝てる間でもずーっと続きます。
慣れないうちはイライラします。
で、痛みは首を後ろに反らせると痺れを超えて痛みがくる感じです。
痛み方はジーン、キーンとしたようないわゆる神経痛で、もどかしいです。
うがいが難しい、車の運転がつらくなる、頬杖つけない、寝るとき首が反ると腕がしびれて寝れないなどなど、結構悲惨です。
対策として
- うがいは背中を反らして首をなるべく反らさないようにしました。
- 車の運転の際はシートを高めにして、なるべく視線が見下ろす形になるように運転しました。
- 椅子に座ってデスクワークの際は顎を引いて背中はなるべくまっすぐにしていました。
- 寝るときは痺れが出にくいように枕を高くして後頭部がもたれかかるました。
共通して言えるのはとにかく首を反らさないことです。
そしてなるべく頸椎に負担を掛けないようにすること。
自然なカーブを描くように保つことを意識した結果上記のような対策になりました。
なーんてもっともらしいこと書きましたけど、結局は痛くない姿勢を探した結果です(笑)
本当に骨棘が原因なのか?
この病気について色々調べているうちに、ひとつの疑問が湧きあがりました。
医者からは、病気の原因は頸椎に出来た骨棘が神経を圧迫しているからだと聞きました。
これは老化現象なので仕方がないと。
でも老化現象であれば、誰にでも骨棘は出来ているはずですよね?
自分はまだ40歳ですが、きっともっと歳をとれば、その棘は大きくなったり多くなったりしているはずですよね?
老人はみんな頸椎症性神経根症なのでしょうか?
周りを見る限り、そんな症状が起きず元気に暮らしている人がけっこういます。
これいかに。
なのでもんちは相当考えました。
骨棘の原因は老化現象なんだから、ある程度年齢を重ねれば誰にだってできる。
なってない人は上手いこと骨棘に神経が当たらないようになっている。
なる人は骨棘に神経が当たってしまっている。
これじゃあ単に運の問題になってしまいます。
確かにある程度、運・不運てのはあると思います。
でもそれ以外に原因があるんじゃないでしょうか?
医者からは姿勢が悪いことが積み重なってきたともいわれました。
でも別に姿勢が悪いから骨棘ができるわけじゃないですよね?
骨棘は老化現象なんです。
ということはですよ?
姿勢の悪さで結果、骨がズレてしまっているのが原因ではないのでしょうか?
つまり姿勢が悪いと骨がズレているので、通常であれば骨棘が神経を圧迫することはないのに、ズレのせいで骨棘が神経を圧迫する位置に来てしまっているのではないのか?
ともんちは思ったわけです。
発症してからの対策
ということで、とにかく姿勢だと。
頸椎から背骨から腰椎まで。
とにかく正しい姿勢を心がけよう。
そう思いました。
デスクワーク中心のもんちはまず座っているときの姿勢を正すようにしました。
正しい座る姿勢
新学年に進級する春。気持ちも新たに勉強に励んでほしいと願うお母さんに、気にしてほしいのが座る姿勢です。
日本姿勢教育協会の理事で、12年間にわたって全国の小学生に正しい椅子の座り方を指導している碓田拓磨さんは、「姿勢が悪いために、授業に集中できなかったり、疲れやすい子が増えている」と警鐘を鳴らします。
「両肩が落ちて前かがみの姿勢、いわゆる“猫背”では、肺が広がらないため、深い呼吸ができません。結果的に脳への酸素供給量が減って、ボウッとしやすくなります。また、猫背では首が前に出て、体重の1割もの重さがある頭や上半身を筋肉だけで支えるので、肩こりや腰痛になりやすいのです
さらに背骨は重要な神経の通り道なので、猫背だと運動能力が落ちたり、自律神経が乱れるなどの弊害が生じるそうです。
「姿勢を良くすると、活動するときに働く交感神経が優位になることがわかっています。やる気が高まり、臨戦態勢に入った状態です。私はこれを“ON(オン)の姿勢”と呼んでいます。このような状態で授業を聞くと、集中できるので、学習効果が高まります」
そこで親は子供に「背筋をピンと伸ばしなさい」と注意するわけですが、この言い方では姿勢は直らないのだとか。
「人体の構造上、座ったときは猫背になるのが自然だからです。座る姿勢は、脚に引っ張られて骨盤が後ろに傾くので、その上に乗っている背骨も丸まらざるをえません。骨盤が傾いたままでは、いくら背筋を伸ばそうとしても、苦痛なだけで長続きしないのです」
ポイントは、骨盤を立てること。そのための声のかけ方は、次のようになります。「前かがみでお尻を一番後ろまでグイッと引いて座ろうね」
このように座ってから体を起こすと、背もたれに支えられて骨盤が立つので、その上にある背骨もまっすぐ伸びます。そのため、いい姿勢を保ちやすくなります。
「この座り方を実践するためには、背もたれが直角であることが重要です。後方に傾いている場合には、背もたれの前に板を置き、その間にタオルなどの詰め物をして、板が倒れないよう固定してください。椅子の高さは、足の裏を床にしっかり着けて、足首と膝が90度になるように調整します。高すぎるときは、古雑誌などをガムテープで固めた足置きをつくって調整してください」
正しく座ってから、おなかが机に当たるまで椅子を前に引くと、姿勢が固定されて、さらに楽になるそうです。
「歯磨き同様、いい姿勢も習慣化することが大切です。毎日3回、正しい姿勢を意識させることから始めてください」
(引用:https://president.jp/articles/-/15024)
メンドイのでこれも引用です。
基本めんどくさがりのもんちです(笑)
はい、これとは全く違う座り方をしていました。
意識すると普段の座り方とだいぶ違いがあることに気付きました。
何といっても骨盤の位置というか角度というか。
こんなに意識したことなかったけど、本当に違うもんです。
正しい立位や、歩き方も検索すればわんさか出てきます。
書いてあることが微妙に違っても、基本は同じことが書かれていますので、理解しやすいページを自分で見つけて自分に落としこんでみてください。
立っているときの姿勢も骨盤を立てることが大事だとわかりましたので、お尻をクイっと釣り上げるようなイメージで立つように心がけました。
正しい立ち姿勢については以下のYoutube映像が参考になります。
動画では「顎関節症を治すため」となっていますが、正しい立ち方については症状関係ないので非常に参考になります。
というか結局正しい姿勢というのが全てにおいて大事だということです。
姿勢を正してから完治までの経過
もんちは、姿勢を気を付けるようになってから、だいぶ痺れや痛みが減ってきました。
手先の痺れは24時間ずっと続いていましたが、今はありません。
肘にキーンと走る痛みは、正しい姿勢を維持するようになってからかなり減り、今はありません。
現在は少しくらい首を反らせる動作をしても痺れも出ませんし、痛みもありません。
つまり、治ったということでしょう。
ということは、骨のズレが治った!ということです。
骨を削ったわけでもありませんし骨棘は消えていないはずです。
やはり正しい位置に骨が戻れば治るということですね。
これが戻しきれないくらいおおきくズレていたりすると手遅れで、手術しか対処できなくなるのかなと思います。
これね、デスクワークの人、現場作業で上を見上げることが多い人、ゴルフをよくする人、首を振りまわすような人、YOSHIKI(笑)など、激しく頸椎を動かす人や一方的な動作ばかりの人というのはバランスが悪く骨がズレる可能性が高いわけです。
みーんななる可能性がありますんでね・・・。
気をつけましょう。
普通の人は特に普段の姿勢は気をつけましょう。
結論
この病気を患った人はどうしたら早く治るんだろう?と考えたと思います。
特に医者はハッキリと出口を言ってくれません。
この痺れや痛みをずーっと抱えていると、出口が見えないトンネルなので、不安が増します。
暗闇をもがいた結果、整体、首のストレッチ、首の筋トレ、中国エステ、セクシーヨガ、果ては変な宗教など、よくわからない解決策を求めてしまうことになります。
こういったことはお金の無駄遣いにもつながります。
完治への一番の近道は患部をなるべくい刺激せず、正しい姿勢を保つことです。
あと痛みを我慢せずに、つらい時は痛み止めの薬を飲みましょう。
痛みで余計な力が入ると骨のズレも元に戻りにくくなります。
もんちは正しい姿勢を心がけたおかげか、発症から3カ月弱でほぼ完治しました。
長年の悪い姿勢で培った骨のズレです。
やはり短くてもこれくらいは見ておかないとダメでしょう。
半年とか1年かかる場合もあると思います。
なかなか治らなかったり改善がみられないと不安になると思います。
でも決して正しい姿勢を求めてセクシーヨガなどに走らないでください(笑)一度くらい行ってみたいけど・・・
とにかくめげずに、正しい姿勢でいてください。
骨のズレさえ無くなれば、自然と治るのが頸椎症性神経根症です。
完治した後は、再発が無いようにこれからも姿勢には気を付けましょう。
もんちは完治してからも気を付けていますよ。
正しい姿勢バンザーイ
最後に。
私は医者でも専門家でもありませんから、結果を保証できるわけではありません。
だいたいお金ももらっていないのに、そんな責任を求められても困ります(笑)
私が治った方法をお伝えしただけに過ぎませんので、自分に合わないと思ったら別の方法に切り替えた方がいいかもしれませんね。
ただし、私が行ったのは単に「正しい姿勢を保つ」これだけです。
正しい姿勢を維持することが病状を悪化させることは無いと思いますので、やってみて損は無いと思いますよ。