どうももんちです。
こないだパンク修理した自転車(自転車のパンクを自分で修理した話)に続き、またもや自転車ネタです。
(※上記写真はAmazon.co.jpよりお借りしています)
ボロボロの自転車を入手して自分で整備する
オンボロ自転車を入手
今回は長女の練習用の自転車を手に入れたいと思い、ネットを見ていて偶然見つけたPeopletというメーカーの「いきなり自転車」
これいいなぁと思って、欲しくなりました。
でも新品で探すと2万とかするじゃないですか。
どうせ練習用だし、新車で買うのもなぁ・・・。
1年も使わないわけですしね。まあ次は次女の練習用にお下がりになるんですけどね。
それならば、程度のいい中古や!と思ってヤフオクにアラートかけたり、メルカリで検索条件保存したりしていたのですが、これまたなかなか出品される気配なし。
あっても1万円以上するようなものばかり。
練習用の自転車にそんなに払うの嫌だよ、と思いながら探しておりました。
最終的にジモティーなるアプリで探していたら、この「いきなり自転車」を譲ってくれる人がいるじゃりませんか!
販売終了モデルのようですが、それは問題ないです。
それよりも、写真で拝見する限り屋外で放置していて錆錆な感じ・・・。
こりゃ引き取って、部品交換したり磨いたりして直す、つまりレストアするしかないと思って部品代やら色々計算してみました。
どうやら5,000円もあればなんとかなりそうだと判明したので、思い切って譲ってもらうことにしました。
仕事帰りに会社の車を借りて、1時間ほどかけて三重県の津まで取りに行きました(笑)
自転車の状態を確認
それがこの自転車です。前かごは先に外した状態です。
ぱっと見は問題なさそうに見えますが、よーく見ると。。。
おお~、ハンドル錆錆や~
ブレーキパーツ、劣化してて今にもポキっと折れそうや~汗
ホイールも錆錆や~・・・こんなんじゃブレーキパッドも擦れ擦れだし、効きませんし・・・。
チェーンも錆でボロッボロ・・・回すとギシギシ言うし
ブレーキドラムもキーキーうるさいけど、一応後輪ブレーキは効くようなので交換はせずに洗浄だけにしよっと。
ペダルは問題なさそう。
変えなくてもいいんだけど、なんとなくペダルも交換したい気分。
タイヤはひび割れだらけ。パンクしてなかったけど、チューブと一緒に交換したろっと。
作業内容を確認すると・・・
- ホイール、錆とりが難しいパーツの再塗装
- 各金属パーツの錆とりと清掃
- タイヤ、チューブ、ブレーキパーツ、ペダル、チェーン、ハンドルグリップの交換
ざっとこんなところか・・・。
自転車を分解
さて現状確認が終わったので、早速作業を始めます。
まずはとにかく全部バラバラに外します。
ナットやワッシャーなどの取り付け順序を間違わないように、写真で記録しながら作業をすすめます
とりあえず前輪を外します。
次はチェーンカバーを外します。
ハンドルも外しちゃいます。
よし、お次はチェーンを外すぞ。
オラすっげーワクワクしてきたぞ。
まず後輪のナットを外します。
そして後輪を緩めます。
こうすることで、チェーンがダラーンとなって、切りやすくなります。
チェーンを切ります。チェーンを切るにはチェーンカッターを使います。
チェーンカッターは買うしかないですね。
安いのがAmazonで売ってます。それで十分です。
外したチェーン。とっても錆錆でボロボロ。
チェーンを洗って錆を落として再利用もいいかもしれませんが、めんどくさいので新しいの買いました。
次は後輪のギヤを見ていきます。
後輪のギヤもかなり錆錆です。ここは頑張って磨きます。
後輪も外すと磨きやすくなりますので、外してしまいましょう。
自転車の各パーツを綺麗にする
ピカピカに磨くのは大変ですが、せめて錆だけでも落としましょう。
ピカピカは諦めて錆だけ落としました。
そして、錆錆だったホイールを磨くのもめんどくさいので、スポークなどをマスキングして、一気に塗っちゃいます(笑)
あ、タイヤとチューブはさっさと外しておきましょう(笑)
ぶしゅーーーーーーーーー
お見事。
前輪も後輪もホイール塗り放題。
で、新しいタイヤとチューブをはめこんでおきます。
なんか消防車みたいなテイスト・・・汗
まあアリですな!
あとは・・・写真撮ってないですけど
チェーンカバーは傷が多かったので、赤いメタリック塗装を施しました。
ハンドルバーも赤いメタリックで塗っておきました。
銀色の部分も銀色のスプレーで塗りました。
自転車を組み立てる
では後輪を取り付けて、新しいチェーンをセットしていきます。
新しく買ったチェーン。
シマノの安い奴。これもアマゾンで売ってます。
1000円以下で買えます。
古い錆チェーンと並べて長さを合わせて必要分をちょっとだけ長めにチェーンカッターで切ります。
チェーンは一度切ると元に戻せないので念のために少し長めにしました。
実際にチェーンを取り付け、テンションが程良くなる長さでカットします。
取り付けるときも、取り付けパーツをチェーンカッターを使って押しこみます。
うん、びゅーてぃふぉー
チェーンにはグリス塗っておきます。
ではさらに組み立てていきましょう。
再塗装したチェーンカバーを取り付けます。
再塗装したハンドルを差し込みます。
そして前輪を取り付けます。
スプレー塗料で床まで赤くなってしまったことはマンションの管理組合には内緒です。
後ほどペイント薄め液で綺麗に元通りにしたので無問題。
さて、このタイミングで、ブレーキレバーも、ワイヤーも新しいのを取り付けます。
これどこで買ったかなぁ・・・
思い出した。
サイクルベースあさひだ!
ブレーキレバーとブレーキワイヤーを取り付け、新しいハンドルグリップを取り付けます。
そしてお次はペダル。
古いペダルを外していきます。
ここは少しテクニックがいるかもしれません。
後輪ドラムブレーキのブレーキカップも同様、古い自転車ほど、外すのに力が要ります。
これはどこかのインターネットで買いました。
うん、奇麗。
テストをして完成
走行テストして、ブレーキテストして、問題なければ、前かごを付けて完成!
それでは改めてびふぉーあふたーを写真で比べてみます。
びふぉー
あふたー
え?あんまり変わってない??
いや~遠目に見るとあんまり変わってないように見えますけど、綺麗になりました。
なかなかいい感じに仕上がったと思います。
こんなメンドーなことしたくない人は、素直に新品の自転車買ってあげてください(笑)
我が家の場合は、これで練習した後、ちゃんと安定して乗れるようになったらもう少し大きい自転車を新車で買うつもりなので、練習用の自転車はこんなんで十分なんですよね。