今日は東京出張で疲れました。
今宵もお酒が進むだろうなぁ
コニャックでも飲むかね。
どうも、実はブランデーなど飲んだことがないもんちです。
コニャックとアルマニャック
ブランデーというと、「コニャック」や「アルマニャック」という表記のあるものがありますが、みなさん、この違いご存知ですか?
両方とも生産国はフランスなんです。
コニャック
コニャックとはフランスのボルドーより北部に位置するコニャック地方で生産されたブランデーのことでございます。
アルマニャック
そして、アルマニャックとはフランスのボルドーより南部に位置するアルマニャック地方で生産されたブランデーを指します。
地名なんです
そう、地名なんですよ。
フランスといえばワインが有名ですが、ワインの銘柄などと同じで、生産地ごとに名乗れる物が限定されるのです。
フランスの場合、それを法律で定めているので、生産者や販売者が違反すると罰せられます。
シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインしか「シャンパーニュ(シャンパン)」を名乗れないというのと同じなんですね。
VSOP、NAPOLEON、XOって何ぞや?
さて、そんなブランデーのラベルを見ますと、よく
「VSOP」だとか、「NAPOLEON」だとか、「XO」だとかいう表記を見ますよね?
自分は若いころNAPOLEONというのはお酒の名前だと勝手に思っていました。
ブランデーというのは寝かせた年数をコントという単位で表します。
1年以内=コント0、最初の4月1日を迎えると=コント1、といった具合です。
またブランデーは熟成年数が異なるものをブレンドして作られます。
その熟成範囲に応じて、VSOP(Very Superior Old Pale)、NAPOLEON、XO(eXtra Old)というランクが決まります。
つまり熟成ランクみたいなもんですね。
ちなみに書いた順番に熟成年数が上がります。
VSOP 10年前後(5~15年もののブレンド)
NAPOLEON 15年前後(7~30年もののブレンド)
XO 30年前後(10~50年もののブレンド)
となります。
当然熟成年数が長いほど高価です。
味わいも辛味より甘味が増え、風味がよくなります。
ちなみにこの等級分けは、コニャックやアルマニャックのものです。
それ以外のブランデーは同じ基準ではなかったりするので、「VSOP」でも熟成年数が違ったりします。
とりあえずこの格付けだけ覚えておけば、価格の違いなどは理解できると思います。
なぜにNAPOLEON?・・・
ちなみにNAPOLEONって、なんでこれだけ人物名なのか?
疑問に思いませんか?
実は明確な答えはありません。
たまたまナポレオンが愛飲していたブランデーが熟成年数15年前後のものだったとかありますが
諸説あるので、はっきりしません。
飲みすぎ注意
ブランデーはアルコール度数が40度を超える強いお酒です。
飲みすぎには注意しましょう♪